<2010.1.17のメッセージ> メッセージ:小山師
モーセの先取り信仰
出エジプト記18章1節−12節
1.背景
モーセはパロとの対決とエジプトを出る時の困難を予期して、妻のチッポラと二人の息子をしゅうとイテロのもとに送り返していました。
イテロはミデヤンの祭司でした。
ミデヤン人は、イスラエルの先祖アブラハムの妻サラが死んだあとにアブラハムの妻となったケトラとの間にできた子の子孫ですから、イスラエルとは遠い親戚関係にあたる民族でした。
イテロという名は祭司としての公式称号で、個人名はレウエル(参照;出エジプト2:18)と考えられています。
レウエルは、「神の友」という意味で、イテロは「彼の豊かさ」、「閣下」、また「優秀」という意味があります。
2.モーセの先取り信仰
モーセの二人の息子の名前は、それぞれ次の通りでした。
長男のゲルショム・・・「私は外国にいる寄留者」
二男のエリエゼル・・・「神は助け」、「私の父の神は私の助けであり、
パロの剣から私を救われた」の意であるが、「私の神は助けて下さる」
とも訳すことができます。
(注解者マシュー・ヘンリーは、後者を取っています。)
興味深いのは、二男の名前です。
エジプトを奇跡的に脱出する前にエリエゼルも生まれていたと考えられますから、
モーセが二男にエリエゼルという名を与えたことは、エジプトからの
イスラエル民族解放への彼の先取り信仰によるものであったということができます。
3.信仰とは、先取りの確信
へブル11:1
「信仰は望んでいる事柄を保証し、目に見えないものを確信させるものです。」
へブル11:6
「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、
神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、
信じなければならないのです。」
a.次の三つのことをはっきりと意識する必要があります。
(1) 神は全能者である
(2) 神はすべての必要を知っておられる
(3) 神は良いお方であり、私を愛しておられる霊の父である
b.「信仰は望んでいる事柄を保証し」
・・・信仰というのは、証明できないことを信じることです。
自分の感覚ではなく、神の言葉を信じることが大切です。
(1)ノアの信仰 へブル11:7
(2)アブラハムの信仰 へブル11:8
(3)ウオッチマン・ニーのいやしの証し
4.ヨナは信仰の先取りをした
ヨナ2:9、参照 マルコ11:24
5.パウロとシラスの先取り信仰
使徒16:25−26
「真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると・・・ところが
突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちまちとびらが全部あいて、
みなの鎖が解けてしまった。」