<2017.10.1のメッセージ>   メッセージ:小山 大三 師

ノアの箱舟による救い


1.ノアの時代は、霊的、道徳的暗黒の時代であった。  創世記6:5~12
 ノアの時代には、敬虔な流れを保っていたセツ族までもカイン族の肉的精神文化に飲み込ま
 れてしまい、霊的、道徳的退廃は目を覆うものがあり、神の心を痛める状況であったので
 しょう。


2.ノアの生き方
 ノアは暗闇の中にきらめく光のような人物でした。
 人間の堕落に心を痛められた神も、ノアにだけは目を留められ、彼とその家族を救おうとされ
 ました。
 ノアは、私たち信仰者が今の終末時代をどう生きるべきかを教えてくれる信仰者の模範です。
 彼の生き方から四つの教訓を学ぶことができます。
(1)この世に流されない
 『ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。』(創世記6:9)
  cf. ローマ12:2
 日本人は『和』を重んじるあまり、悪いと知りつつも周りの人々と調子を合わせてしまう傾向
 があります。
(2)ノアは信仰の人であった。
 ヘブル11:7 cf. 創世記6:13~22
 神がノアに建造するよう命じられた箱舟は実に巨大なものでした。
 長さ百三十二メートル、幅二十二メートル、高さ十三メートル余りですから、ノアの箱舟は、
 とても趣味や片手間で造れるようなものではありませんでした。
 船舶工学の専門家によると、長さと幅が六対一になっていることは、最も安定性に優れた比率
 となっており、驚異的復元力をもたらしていたと考えられます。
 ノアは信仰に立って、神の命じられた通りに行ったのでした。
 ここに彼の信仰を見ることができるのです。
(3)ノアは義の宣伝者であった
 Ⅱペテロ2:5
 神は信仰の生活だけでなく、言葉の証詞も私たち信仰者に要求しておられます。
 ノアは声を大にして人々に迫り来る神の裁きを語り、警告を与え、箱舟を共に造り、箱舟に
 入るよう勧めたに違いありません。
 『神はみこころによって、宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められた
 のです。(Ⅰコリント1:21)』
 ある神学者は、『礼拝へと導かない宣教は無責任であり、宣教へと導かない礼拝は偽善で
 ある。』と言っています。
 世の終わりに臨んでいる私たちは、結果にかかわらず、ますます熱心に救いの道を宣べ伝え
 なければなりません。
(4)神と共に歩む
 『ノアは神とともに歩んだ。』(創世記6:9)
 いつの時代にあっても、どんなに困難な時代であっても、神は上思議に神と共に歩む忠実な
 証人を立て、神に立ち返るよう語ってこられました。
 神は忍耐の神ですから、よほどのことがない限り地球に裁きを送るようなお方ではありません。
 また、前もって何度も警告を与えることなく裁くようなお方ではありません。
 主イエス様の再臨が近い今、私たちクリスチャンは神と共に歩み、現代の預言者として、滅び
 に向かっている人々に対して神の裁きが近いことを警告していかなければなりません。