<2017.12.24のメッセージ>   メッセージ:小山 大三 師

希望を与えるクリスマス


 『ゼブルンの地とナフタリの地、湖に向かう道、ヨルダンの向こう岸、異邦人のガリラヤ。
  暗やみの中にすわっていた民は偉大な光を見、死の地と死の陰にすわっていた人々に、
  光が上った。』(マタイ4・15~16)
 『暗やみの中にすわっていた民』というのは、直前の『ゼブルンの地、ナフタリの地・・・
 ガリラヤ』と呼ばれていた地方に住んでいた人々のことを指しています。
 紀元前734年から732年にかけて、当時強大な国となっていたアッシリアはイスラエルの
 その地域に侵入し、破壊し、大量の異邦人(イスラエル人以外の民)を移住させました。
 その結果、その地域は『異邦人のガリラヤ』と呼ばれるようになりました。
 ガリラヤというのは、『周辺』という意味で、その吊の通り辺境の地でした。
 外国からの文化が入り込んでいて、ユダヤ人の国にありながら『異邦人のガリラヤ』と呼ばれ、
 『ガリラヤから立派な人物など出ない』と、さげすみの目でみられていました。
 しかし、そんな最低の場所に偉大な光が上ったのです。
 彼らは世の光である救い主イエス・キリストを見、希望のメッセージを聞き、偉大な神の
 御業を見たのです。
 イエス様はこのガリラヤ地方で熱心に伝道をされました。
 イエス様の伝道期間は3年間ですが、その大半をガリラヤ伝道に費やされました。
 それによって、人々から顧みられなかった地が神に顧みられる地となり、神から遠い者が
 近い者になり、暗闇の中にある者が光を見るという、神様の救いの素晴らしさが明らかに
 されたのです。
1.希望を与えるクリスマスの奇跡はどこで起こったのか
(1)ベツレヘム・・・小さい者、失敗者の象徴
 『ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうち
  から、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。』(ミカ5・2)
 ベツレヘムは、エルサレムから南へ約8キロの所にあり、一見敗北者のように小さな田舎の
 村でした。
 しかし、ベツレヘムとは、ヘブル語で『パンの家』、エフラテとは『実り』という意味です。
 ベツレヘムは、神様の目には素晴らしい可能性と将来のある村であったのです。
(2)家畜小屋・・・汚い所、罪に汚れたこの世の象徴
 家畜小屋は、家畜のふんやし尿で大変臭くて汚い場所であったに違いありません。
 主イエス様が家畜小屋でお生まれになったことは、地上の最も低く醜い、汚い所にも
 (そのように汚れた魂の所にも)、私たちの救い主が来てくださったことを意味しています。
 クリスマスの奇跡は汚れた罪人に与えられるのです!


2.希望を与えるクリスマスの奇跡は誰に起こったのか
 聖書のクリスマスに関係した記事を読みますと、次のような人々が登場してきます。
 そのすべての人々が、私たちに希望を与えてくれる人々です。
(1)マリヤとヨセフ・・・吊も知られていない、平凡な人の代表
(2)羊飼いたち・・・身分の低い、学歴のない者の代表
(3)東方の博士たち・・・真理を探究する者の代表


3.マリヤは御使いの言葉を謙虚に受け入れ、神の奇跡を信じた
 『マリヤは言った。〔ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことば
  どおりこの身になりますように。〕』(新約聖書ルカ1・38)
 マリヤは『あなたのおことばどおりにこの身になりますように』と応えました。
 その時に、神様の奇跡が起こり、マリヤは聖霊により神の御子イエス様をみごもったのです。
 私たちが聖霊によって生まれ変わることはマリヤに起こったことと同様です。
 マリヤのように他人の目を気にしないで、心から神に信頼して自分の人生を委ねてみましょう。