2020.12.13 処女降誕の奇跡  小山 健 師

メイン聖書箇所:ルカ1:26~38 【音声ブログ】

 <処女降誕が正しい理由>
 1.キリストの弟子の誰もが疑わなかった
 2.母マリヤおよび、兄弟たち、親戚たちの誰もが疑わなかった
 3.救い主の印が『処女降誕』であったから(イザヤ7:14、マタイ1:20~23)


 <処女降誕がなぜ大切か>
 1.キリストは『完全な人』だから
  ①人の体を持たれたキリスト
  ・もしキリストがマリヤの胎から生まれなかったら、人の体ではなくなる
  ・また、ダビデの子孫の血筋から生まれるという予言の成就とならない
  ②聖霊によりみごもる際、人の罪の性質が完全に、聖霊によりきよめられた(ルカ1:35)
  ③処女降誕が故に、完全な人として生まれることができた


 2.キリストは『完全な神』だから
  ①完全な神が私達のただ中に来て下さった。だから、私達を救うことができた。
  ②神に不可能はないことの証明(ルカ1:37)


 3.神が私達、人と共におられる最高の印
  ①イエス・キリストはインマヌエル(神が私達と共におられる)なる方
   ・キリストが完全な神であり、完全な人であるために処女降誕は絶対になくてはならなかった。
  ②完全な神であるが故に、私達を救って下さる
   ・世の初めからおられ、処女降誕により地上に来られた。十字架にかかり、復活されるため。
   ・罪のない方であるからこそ、十字架で私達の罪を贖うことができた。
   ・今も生きておられる(もし、人であるだけなら、復活できない)。
  ③完全な人であるが故に、私達の痛みも弱さも全てご存じである
   ・完全な人として来て下さったからこそ、私達の痛み、弱さ、病を知ってくださっている。
   ・罪は犯されなかったが、誘惑を受けられた。私達の弱さをよく理解して下さっている。
   ・完全な人であるからこそ、十字架の痛みが本物である。
  ④奇跡から生まれ、奇跡によって地上を後にされた。
   ・キリストは、生まれる時も奇跡、地上を後にされた時も奇跡であった。