2021.1.3 決して揺るがされない① 主は我が岩(前編) 小山 健 師
メイン聖書箇所:詩篇62:2
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・ダビデが詩篇62を歌った時、息子のアブシャロムに王位を追われていた
・王として、父、夫として失敗。完全に揺らいでいるように見える
・しかし、彼はこんな状況でも『決して揺るがない』と宣言した
・それは彼の人生の中で、失敗や戦い、嵐の時、様々な時を通し彼は『神』を知っていった
1)敵に追われた時に隠れた岩地
・ダビデは命を狙われ続ける中で、荒野に逃げ、長年岩地、洞窟に隠れていた
・もし荒野に岩影がなければ暑さで死んでしまう。生きていけない
・ダビデが『主は我が岩』と言う時、岩地で住まい、生かされた時を思い起こしたに違いない
2)岩だぬき(箴言30:24~26)
・岩だぬきは、か弱く。すぐに逃げる。臆病な生き物
・しかし、岩間に住み、岩間にすぐに隠れることが、最も賢い生き物の一つとされた
3)私達も岩なるキリストに全てを委ねるべきである
・私達も弱く、失敗することもある。しかし、岩なるキリストに避けることができる
・私達は弱いから強い。なぜなら弱さの中で、主に隠れ、岩なる主に頼れるから
2.岩は生ける水があふれる場所
1)岩から水を得たイスラエルの民(出エジプト17:1~6)
2)岩(ヘブル語で『ツール』)
・この言葉は岩というだけでなく『泉』『水がわく源』という意味も含まれている
・岩は水とは無縁に見えるが、イスラエルの民にとって岩は、水がわき、生かすもの。
3)私達も岩(キリスト)から水を飲む(1コリント10:1~4)
・イスラエルの民が岩から水を飲んだことは、私達にとり、岩なるキリストから生ける水を飲むということ
・私達は霊的に、肉的にも渇く存在。しかしキリストが必要を満たし、霊的に満たして下さる
・岩(キリスト)は隠れる場所、守ってくれるだけでない、私達を生かし、潤して下さる