2021.1.31 決して揺るがされない③ 神こそ我が救い   小山 健 師

メイン聖書箇所:詩篇62:2 【音声ブログ】

(主からの救いを得るには?)
1.黙る(静まる)(詩篇62:1、5)
 1)黙る(静まる)ことが救われる(助け出される、力を得る)ための秘訣
  ・詩篇62:5 = 自分自身への命令形で書かれている
  ・きっとダビデ自身の心が立ち騒いでいた。自分自身に命令しないといけない状態
  ・黙る(ヘブル語:ドゥマール)の意味 = 静まる、沈黙、静かな希望
  ・イエス様は寂しい場所によく行き、祈られた
  ・詩篇46:10『やめよ』(ヘブル語)→ 静まる、自分の力を捨てる、降参する
 2)静まる時、神を深く知り、主の救い、力を受ける
  ・静まり、神の語りかけに耳を傾け、御言葉を黙想する
  ・静まる時に主の声を聞くことができる


2.神を待ち望む(詩篇62:1、5)
 1)待ち望む(ヘブル語)= 将来になされる神の善を信じ、希望をもって今を生き、待ち望む
  ・主を待ち望む者は力を得る。鷲のように翼を広げて上ることができる(イザヤ40:31)
  ・現実は厳しいものであろうとも、神の善を信じ抜く信仰
 2)聖霊の力を受ける(使徒1:4~8)
  ・弟子たちは『心を一つにして祈り』聖霊を求めた
  ・聖霊の力 = 神を知る力、証する力、人の限界を超えた神の力
  ・エルサレムは弟子たちが失敗した地であったが、主は救い、助け、力を受ける地にされた
  ・主は、私達が静まる時、失敗から回復させて下さる。聖霊の力を与えて下さる


3.心を注ぎ出して祈る(詩篇62:8)
 1)聖霊の力は心を注ぎだす祈りから来る
  ・使徒1:14 → 弟子たちが祈り、希望をもって待ち望んだ時、聖霊が下された
  ・私達の弱点は、動いてしまう、静まれない、自分の考えばかりになること
  ・黙って、主を待ち望む = 心を主の前に注ぎ出し、祈る
 2)心を注ぎだす祈りは希望を与える
  ・ハンナ(1サムエル1:9~15)→ 主はハンナの心を注ぎだす祈りに応えられた
  ・心を注ぎ出す祈り=沈黙の祈り、うめきの祈り
  ・誠実に、主の前にありのまま出ていく、心をさらけ出す祈り