2021.2.14 決して揺るがされない④ 主は我がやぐら   小山 健 師

メイン聖書箇所:詩篇62:2 【音声ブログ】

・『やぐら』のヘブル語(ミスガブ)の大きな3つの意味
1.砦
 ・砦は、敵が攻めて来た時に、戦士だけでなく、市民も立てこもる安全な場所
 ・一人ひとり『いざとなったときに頼るもの』『立てこもるもの』それが砦
  → 問題があったときに何を頼るか、何を砦としていきるか?
 ・しかし、目に見えるもの、朽ちるものは限界があり、真の砦にはならない
 ・ダビデ王 → 王になる前は、岩地や荒野を転々としたその時『神を砦とした』
  → 王になり王宮や砦を手に入れても、彼は『神を砦とし続けた』
 ・私達も究極的に神を砦とするときにサタンに立ち向かい、打ち勝つことができる
 ・ローマ8:31~39


2.高い場所
 1)敵を見張る
 ・高い場所は、遠くを見渡すことができるので、敵が来ることを見張ることができる
  → 主をやぐら、砦とするとき、サタンの攻撃を見張り、教えて下さる
 ・聖霊、御言葉を通し、何が正しく、何が悪かを教えて頂くことができる
 2)自分の心を見張る
 ・立派なやぐらがあっても、自分の心が主から離れていては機能しない
 ・しっかり御言葉を読み、祈り、礼拝を捧げ、心を見張る必要がある
  → 神から離れ、油断するなら、せっかくのやぐらの意味がなくなる(神が弱いのではない)
 ・エペソ6:10~18
  → しっかり霊的武具を身に着け、霊的目を覚まし続け、神をやぐらとする


3.避けどころ
 1)避ける場所、逃れの場所 = 敵が攻めて来た時、私達が避けることができる場所
 2)主を信頼する場所(詩篇62:6~8)
 ・避けどころには『主を信頼する』という意味が含まれている
 ・主に避ける(御翼の陰)、逃れることは、主に信頼するという積極的な意味
 3)主は命の水、命のパンを備えて下さっている(イザヤ33:15~16)
 ・砦には、必要なものが備えられている = 主は私達の必要を備えて下さる方
 ・御言葉は、イエス・キリストは命のパン。また、キリストは命の水
 ・この砦なる神は私達を生かし、主に避ける、信頼する私達から命の水が流れる