2021.5.2 御国がくる⑤神の国の民の生き方   小山 健 師

メイン聖書箇所:マタイ13:18~23



1.私達には、福音、御言葉の種が与えられている(マタイ13:18~19)
 ・『種まく人』= キリスト、『種』= 御国の言葉 = 御言葉、福音
 ・種は、実を結ぶように造られている。
 ・種は、実を結ぶため、収穫を得るために蒔かれる
 ・私達が主から頂いている福音の種は、30、60、100倍の実を結ぶものである(23節)


2.まず福音を『悟る』者となる(マタイ13:19)
 ・『悟る』= スニエーミ(ギリシア語)= 悟る、気づく、全面的・総合的に理解する
 ・私達は、福音を聞くだけでなく、全面的・総合的に受け入れる必要がある
 ・クリスチャンであっても『都合のよい所だけ』でなく福音・御言葉の全ての面を受け入れる
  → その時、真に、多くの実を結ぶものとして、真の目的に生きる者とされる


3.心を耕す者となる(マタイ13:20~21)
 ・私達は種を蒔かれたものとして、よく耕された地(良い地)とならなければならない
  → 当時のイスラエルでは、種を先にまき、後で耕した
  → 私達の心が、全面的に御言葉を受け入れ、御言葉に生きているか
 ・キリストは群衆に語った = 全ての人によい土となることのできる可能性があるから
 ・良い地となるには?
  ①御言葉を日々読み、祈ること、②御言葉を日々実行すること=全面的に理解する
  ③主を礼拝し、主と交わること、④キリストのように心が変えられることを願い求める
 ・畑は日々耕さなければいけない。耕し続けることには力がいる、面倒な時もある
 ・御国の民として生きるには、心の畑を柔らかくし、御言葉が根ざす生き方をする必要がある


4.心の雑草を取り除く(マタイ13:22)
 ・私達は、『良い地』にも『いばらの地』にもなり得る
 ・私達には罪の性質があり、少し主から離れると、罪をつい犯してしまう時がある
  → 良い地でも、少しほっておくと草が生えてくる
 ・いばらは麦よりも成長が早く、日光を遮り、根を張る場所を奪ってしまう
 ・罪の性質は、どんどん広がり、成長してしまうこと
 ・また、罪はマヒする性質がある
  → あのダビデでも罪を重ねる中でマヒし、大きな罪を犯してしまった
 ・私達も実を結ぶよい地となるため、心を耕し続け、心の雑草を小さいうちに抜く必要がある