2021.5.23 御国がくる⑥神の国と聖霊の力   小山 健 師

メイン聖書箇所:マタイ13:31~33/使徒1:8

1.神の国は『からし種』『パン種』のよう(マタイ13:31~33)
 ・からし種 = 小さいが、蒔かれると驚くほど成長する。鳥が巣を作るほど
 ・パン種 = わずかなパン種が多くの人を満たす
 ①神の国は始めは小さいが驚くほど、大きくなる
 ②神の国は人々に居場所を与え、霊的な糧を与える
 ③種は蒔かれて(混ぜられて)初めて大きく成長する


2.十字架と復活が神の国に入るためにまず必要(コロサイ1:13~20)
 1)十字架により、神の国民とされる(コロサイ1:13~14)
  ・御子の御支配(コロサイ1:13)= 神の子の御国 = 神の国
  ・それは、イエス・キリストの十字架の血潮による、罪の赦し、罪の解放(14節)
 2)キリストが私達の全てである(コロサイ1:15~17)
 3)復活されたキリストが私達のかしらである(コロサイ1:18~20)
  ・キリストは死者から最初に復活された方(初穂となられた)
  ・キリストの復活により、永遠の命を得、キリストと共に永遠に生きることができる!


3.聖霊の力によって神の国が広がる!
 1)聖霊を待ち望むことがキリストの命令であった(使徒1:4~5)
 ・弟子たちは一つところで祈り続け、聖霊が臨まれるのを待った
 2)神の国が広がるには『聖霊の力』が必要(使徒1:7)
  ・聖霊が下された時、弟子たちは異言を語り、ペテロは大胆に福音を語った(使徒2:1~)
  ・その日3000人が救われ、世界中に教会が広がっていった(使徒2:41)
  ・聖霊の力が注がれたことが、神の国の広がりとなった
 3)『力』= デュナミス(ギリシア語)= 同心円状に広がる、爆発的に広がるという意味
 4)聖霊の力を受けるには?(使徒2:38~39)
 ①悔い改めて、キリストを信じる
  ②救いを公にする、バプテスマを受ける
  ③聖霊が内側に住んで下さる(使徒2:39)
  ④聖霊のバプテスマを受けることで、聖霊の賜物が豊かにされる(使徒2:1~)
 5)聖霊の力により、地の果てまで、世の終わりまで福音を伝える
  ・神の国はわずかな弟子たちから世界中に爆発的に広がってきた。『からし種・パン種』のよう
  ・キリストの再臨は間近。その時まで、聖霊に満たされ、福音を語り続けていく